同時代的音楽(アコースティック系)

スティーブ・ライヒ

私はなぜスティーブ・ライヒが好きなのだろう。

Obsessiveな性格だからだろうか(笑)。

そういえばブルックナーも好きだし(爆)。

草間彌生も好きだし(汗)。


でもね、問い続けなければならない衝動ってない?

いや他人様に問い続けたら迷惑だろうから、おそらくは神様に。


そういえばヨブ記も好きだった、オイラ。


イエス様、救ってね(笑)

*****

2008/12/18 NHK-FM ベストオブクラシック
-スティーヴ・ライヒの音楽-

「ダニエル・バリエーションズ」    
スティーヴ・ライヒ作曲
(27分25秒)
(声楽)シナジー・ボーカルズ
(演奏)アンサンブル・モデルン
(指揮)ブラッド・ラブマン

「18人の音楽家のための音楽」    
スティーヴ・ライヒ作曲
(54分00秒)
(ピアノ)スティーヴ・ライヒ
(声楽)シナジー・ボーカルズ
(演奏)アンサンブル・モデルン
~東京オペラシティ・コンサートホールで収録~
<2008/5/21>

「“エレクトリック・カウンターポイント”から ファースト」
スティーヴ・ライヒ作曲
(4分29秒)
(ギター)パット・メセニー
<NONESUCH WPCS-5053>

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Shakti

下のNHK-FMの特集番組でshaktiを初めて聞きました。

すごい。

特にバイオリン(Shankar)の途切れぬメロディがいい。

もちろんパーカッションもそれに不即不離だし、John McLaughlinのギターの絡みもいい。

Shaktiは、そのバンド名をニックネームとするマイミクさんから存在を知らされていたけど、今まで聞いていなかった。

これは少しずつCDを買い集めたい。


インド音楽系は、ジョージ・ハリスンの追悼DVDの前半(ラヴィ・シャンカール)でいいなぁと思っていたけど、shakti、いいわ。

http://en.wikipedia.org/wiki/Shakti_%28band%29
http://en.wikipedia.org/wiki/L._Shankar

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Lionel Loueke

Richard Bonaのライブ(Bona Makes You Sweat)をNapsterで聞きながら、Mixiをうろついていたら、Lionel Louekeの新作、Karibuの情報をゲットしました。

で、早速Napsterで探して聴きます。(これで月額1280円は安い!)

Mixiのレビューアーは、Lionel Louekeを次のように評します。

リチャード・ボナが似たようなミュージシャンなのかもしれませんが、ボナはちょっとフュージョンにかぶれすぎているように思えて(ハッピーでジョイフルな感じ)、リオーネルはもっとアフロ・ポリリズム・コンテンポラリーな感じでクールですね(ブルースマンの持つ魔(ヴードゥー)の要素を持つように思えます)。

たしかにLionel Louekeの繊細なノリは、ひょっとしたらBonaよりも音楽的愉悦に満ちているのかもしれません。「高度な」音楽といえば、とても嫌らしい言い方になりますが、そのような形容詞も私の頭には浮かびました。リズムとメロディが、凡庸とは反対の極にいて、それでいて頭でっかちではなく、身体から出ている音楽のように思います。

前作(2005)のIn a tranceも今Napsterで聞いていますが、これもニュアンス豊かな音楽ですね。

http://jp.youtube.com/watch?v=S6qsLvv9M4Q
http://en.wikipedia.org/wiki/Lionel_Loueke
http://www.lionelloueke.com/

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Kip Hanrahan

ミクシィ・コミュニティ→アマゾンで
Kip Hanrahanと
http://en.wikipedia.org/wiki/Kip_Hanrahan
彼のレーベルamerican clave
http://www.americanclave.com/1-kip.html
についての情報をゲット。

キップ・ハンラハンが1980年にニューヨークで始めたレーベル。都市音楽をフォークロア化し、フォークロアを都市化する。ラテンをモンタージュし続け、さらにノイズ成分を増してゆく。ここ日本においても高感度なリスナーを中心にファンを増やし、セレクトショップや多様化するクラブシーンの中で独特の存在感を示す。1981年に発表されたKip Hanrahan『coup de tete』は菊地成孔氏にして、80年代最大の衝撃と言わしめた、ニューヨークラテンコミュニティ発のもう一つのNO NEWYORKと位置づけられる大名盤。

とはamerican claveに関するアマゾンの説明。

で、NapsterでそのCD(coup de tete)をチェック。なかなか、いい。(てか、いかにも菊地成孔が好きそう)。

YouTubeにも動画ありました。
http://jp.youtube.com/watch?v=J9eYlvVdUvI

音楽情報はどんどん増えるなぁ。


時々学生さんなどから「せんせぇ~、ジャズってぇ、何から聞けばぁ、いいんですか~?」などと尋ねられるけれど、そういった健全な市民層(非音楽変態)とのコミュニケーションがますます難しくなりそう(苦笑)。

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ザ・フォーク・クルセダーズ 新結成記念 解散音楽曾

映画「パッチギ」をビデオ録画で見たとき、エンドロールに流れた「あの素晴らしい愛をもう一度」に胸が一杯になってしまって、しばらく他の音楽を聞く気にならなくなりました。

その時に同時に直感的に思ったのは、このように品良く歌うフォーク・ソングは、実はあの時代の中ではプロテスト・ソングだったのではないかということです。荒々しく暴力的な時代の中で、屹立として節度とユーモアを保ち続けること、これはものすごいことだったのではないでしょうか。

今、また時代が禍禍しくなりつつあるようにあります。そんな中、知性と品性と節度、そしてそれらの照れ隠しをするためのユーモアを忘れずにいたいと思います。

「あの素晴らしい愛をもう一度」を聞きたくて買った、この「ザ・フォーク・クルセダーズ 新結成記念 解散音楽曾」ですが、映画「パッチギ」でも使われた「悲しくてやりきれない」、「イムジン河」に続いて、「あの素晴らしい愛をもう一度」を聞いたとき、私は涙が出てしまいました。この歌の、歌詞とメロディー、そしてメッセージと歌い方の絶妙なブレンドは日本の音楽の宝だと思います。


⇒アマゾンへ


⇒この映画に関する小文


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Cuong Vu / It's mostly residial

よい友達の友達は、私にとってもよい友達と
なることが多い。これが私が人生で学んだ経験則です。

ですからよい友達が紹介してくれる人は
大切にするようにしています。

音楽についても同じこと。

大切な音楽家の友達は、私にとっての大切な
音楽家となることが多いです。

だから私はPat Metheney Groupのトランペッター
であるCuong VuのCD、It's mostly residialを
CD屋の店頭で見つけたときにすぐに購入することを
決意しました。
http://www.cuongvu.com/

現代は凶暴な時代です。
尖ったまがまがしさを否定することは、
残念ながらできません。

テクノロジーのスピードは、人間の
自然を超えてしまったのかもしれません。
でもそれが私たちが生きる状況です。

その状況の中で私たちは、生命としての
おおらかさを歌いあげようとしています。
それは一種悲痛さとなって現れるかも
しれませんが、実はそれは生命の賛歌なのです。

現代という時代の。

私の悪い癖でいつも話は大きくなっていますが、
このCDでのCuong Vuのトランペットには
そのような問題意識を感じさせられます。


いやもっと平易に言いましょう。
ストレスを感じる日には私はこのCDで救われています。

ジャズの現代的表現にご興味がある方はぜひどうぞ。


ちなみに私はこのCDでギタリストのBill Frisell
に興味をもち始めました。
http://www.billfrisell.com/

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Harvard Composers / Mendelssohn String Quartet + Lucy Shelton (soprano)

にじみ出てくる控えめな知性には、
しばしば情感が伴ないます。
決して激情にはしらない、静かな情感が。

それこそが高い知性の証左かとも思えます。

このHarvard ComposersというCDには
そのような抑制の取れた、品性を伴なう
高い知性が感じられます。

しばしば日本では、アメリカのクラシック
音楽を、にぎわしいだけのものとして
低く見る傾向がありますが、それは偏見
でしかないことはこのCDを聞いてもよくわかります。

前衛にはしることもなく、守旧に停滞する
こともなく、ひそやかに書かれた
20世紀の弦楽四重奏作品集です。

神経質でなく繊細で、緊張感を失わない
安定感があります。

全五曲のうち、三曲目がソプラノ入りの
作品になっていますが、それがCD全体
の中でのよいアクセントになっています。

70分あまりの上質の時間が楽しめるCDです。
BIS-SACD-1264

SACDと書いてありますが、ハイブリッド版
ですので通常のCDプレーヤーでも聞けます。

http://www.bis.se/index.php?sokTyp=titel&sokText=Harvard+composers&Skicka=Search%21

このCDに注目させてくれた私のマイミクのHさんと、
広島ノルディックサウンド店長の津田さんに
感謝します。

*****

Harvard Composers

Walter Piston
String Quartet No.1 (1933)

Leon Kirchner
String Quartet No.2 (1958)

Earl Kim
Three Poems in French (1989) for soprano and string quartet

Bernard Rands
String Quartet No.2 (1994)

Mario Davidovsky
String Quartet No.5 (1998)

Lucy Shelton, soprano
Mendelssohn String Quartet, string quartet

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KEITH JARRETT AT THE BLUE NOTE I-VI

損と得があれば得を選び、
無私と売名があれば売名を選んで、
ここまでこうしてやってきた。

得と売名による自己利益最大化。
私はこの判断基準を信じて疑わなかった。


でもまあ、しかし。

歳もとれば、そのように導かれる
人生の醜さも肌身に感じられる。

いい歳して得と売名だけで生きたくない。
(そもそも得と売名はそんなにいいものではない)。

かといって全てを投げ捨てて、
損と無私だけに生きるほどの覚悟もない。

せめて損と得、無私と売名の
計量から解放されて生きたい。


代わる指針は、心が澄むか。

澄むか濁るか。


損か得かはわからない。
無私なのか売名なのかもわからない。


しかし、今、心は澄んでいるか、濁っているか。

ここでYesを言うことにより、心は澄むか、濁るか。


外的計量でなく、内的感覚で人生を定めてゆきたい。

などと、愚にもつかぬことを、キース・ジャレット・トリオ
の演奏を聞きながら考えていました。

こんな即興とインタープレイは
心が澄んでいなければできない。
「熱く」なることもなく、
「クール」を気取ることもなく、
澄んだ心で平静に演奏されるこの音楽を
私の身体に沁み込ませておきたい。


ECM 1575-80

追伸、
IVの5曲目、I fall in love too easily/The fire within
の演奏なんて、私は本当に好きです。Changelessみたいな
原始宗教的表現(?)には独特の魅力があります。
キースのピアノもジャックのタイコとシンバルもいい!

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Fartein Valen/Symphonic Poems & Orchestral Songs

音楽に助けられるということは、やはり
あるわけで、現在の私の場合、Fartein Valen
(ファッテイン・ヴァーレン)に助けられています。

今日はSymphonic Poems & Orchestral Songsを
聞きましたが、音が出てきた瞬間、
「あっ、この人なら私をわかってくれる」
と救われたような気持ちになりました。

私は音楽の勉強を全くしたことがないので、
いつも直観で聞いているだけです。
楽譜が読めたらいろいろと深く音楽を理解する
ことができるのだろうなといつも思っています。

それでもkenさんが教えてくれた
http://www.mic.no/mic.nsf/doc/art2002100719175353849851
を読むと、彼の音楽についてもそれなりのことがわかってきます。

ファッテイン・ヴァーレンは、バッハの対位法を深く学び、
不協和音によるポリフォニーを目指したそうです。
He delved deeply into the counterpoint technique
of Bach, with the aim of developing a corresponding
polyphony based on dissonance rather than
harmonic progression.

彼はシェーンベルクの十二音の影響も受けていますが、
決して飲み込まれることなくなく、彼独自のスタイル
を作り上げたとあります。
Valen also studied Schoenberg's twelve-tonal
serial technique introduced in 1923, but
though his atonal polyphony bears some
similarity to Schoenberg's, it appears
as though he developed this style quite independently.

なるほど、無調・不協和音による対位法ですか。
これなら私は好きなはずだ。

彼の私生活を上の解説は短く下のように
記述しますが、これはわかるような気がします。
Fartein Valen never married, was a devoted
Christian, Spoke 9 languages, and cultivated roses.

SIMAX PSC 3115

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Fartein Valen/The Complete Symphonies

乱雑な私の部屋を見た人は
私が神経質だとは決して思わない。
私もそうとは思わない。

少なくとも私の神経は外へはあまり向かない。

ユング心理学でいうところの「外向的性格」
ではないのだろう。生まれてこの方身につけた
社交性・外交性(外向性にあらず)はあるにせよ。

私の関心は、主に私の心の内に向ってしまう。
「内向的性格」だ。
だから下手の横好きで、哲学・形而上学や
音楽が好きだ。

ひょっとしたら内向的な意味で私は神経質
なのかもしれない。少なくとも世間との
比較でいえば。

というか、私はFartein Valenの音楽に共感
したりする。

彼の音楽は、一時期の武満徹に似ていないことも
ないが、それよりも振幅がなく、延々と独白的な
気分の表現のような音楽が連なってゆく。
延々とといってもいいくらいに。

ただ、しつこさやくどさは感じられない。
(パルジファルとはここが異なる)
これが面白いところだ。


暗い音楽ではないが、華やかさや劇的性格とは
無縁だ。

まあ、世間受けしない音楽ということです(笑)。


SIMAX PSC 3101

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