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2008年6月

ジギタリス(digitalis) / SYZYGIA

私がポピュラー音楽のCDを買うときには、私なりに設定するテストをクリアーしたものでないと買わないようにしています(お金には限りがあるものね)。

■まずドラムがヘタレでないこと。凡庸なタイコを叩いていたら即アウト。

■次にボーカルが世間に媚びていないこと。カラオケの延長のようなボーカルは聞きたくない。

■それからギターがクリエイティブであること。メロディーだけでなく、エレキの音色の微妙さもきちんと把握したものであること。

■いろいろあるけど、とりあえず最後にジャケットがいいこと。今までのことを全否定するようだけど、私は今でもジャケ買いする時がたまにあります。そしてそのような場合はたいていあたりです。

先日の記事に書いたジギタリス(digitalis) のSYZYGIAというCDが届きました。改めて聞き直してみて、いいCDだと思いました。

以下適当に思ったことを書きますと、


◆「青い樹」の冒頭部分でのギターのリフレインとその音色はクリエイティブで、私はOGRE YOU ASSHOLEを連想しました。

◆「Myinterest」の終盤部分で変則的なリズムでかき鳴らされる不協和音的なギターは私は大好きです。そもそもこの曲に限らず、このバンドのメロディーには独特な魅力があります。

◆「ムーサの神託」でコーラスなどを入れながら神秘的表現をする時は、Kate Bushを連想しました。私は繊細でないロックなんて嫌いです。

◆「一角獣の少女」では、出だしのギターとドラムの数少ない音だけでこのバンドのもつ非凡な感覚がわかるように思えます。

◆「琥珀の杯」で控えめに入るギターの入りの感覚と和音そして音色は私は大好きです。


ヤイコやフルカワミキのようなわかりやすさをもった(でもクリエイティブな)J-popも私は好きですが、このDikitalisやOgre you assholeのように、かなり高度なことをさらりとやってのけるバンドは私は大好きです。

このCDのブックレットにはリルケの

彼の人生の数多くの不条理を なだめ感謝しつつ 象徴で表現する者は 騒々しい人々を宮殿の外に追いはらう

ということばが引用されています。
私はこの詩のことは全く知らないのですが、このバンドが大きな音を出すときも、決して「騒々しく」はないと私は思います。

ジキタリスにはこれからも注目したいと思います。


MySpace
http://www.myspace.com/digitalisjp

ブログ
http://blog.livedoor.jp/mnkdts/

ホームページ
http://www.dtsweb.org/index2.html

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Joe Henderson / Power to the people

ナップスターの新盤に出ていたから、何の期待もせずに聞いたこのCDですが、なかなかによい。

んで、Wikipediaで調べてみたら、

In a March 1993 Down Beat interview Henderson noted the influence of literature in his playing: "I try to create ideas in a musical way the same as writers try to create images with words. I use the mechanics of writing in playing solos. I use quotations, commas, and semicolons." The increasing complexity and ornamental nature of his later output suggests Henderson had created his own unique vocabulary of phrases, licks, and saxophone effects.

なるほど、なるほど。


にしても、このリズム・セクションはいいね。ドラムがとにかくいいセンスしているし、キーボードもいい。ベースもなかなか、と思っていて、さらにWikipediaを調べたら、このCDは

Personnel

* Joe Henderson — Tenor Saxophone
* Mike Lawrence — Trumpet
* Herbie Hancock — Keyboards
* Ron Carter — Bass
* Jack DeJohnette — Drums

でした。


へへーっ。おみそれしました。

1969年のアルバムだそうですが、この頃の音楽ってすごいね。

http://en.wikipedia.org/wiki/Joe_Henderson

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7/28広島市でのピアノ・コンサート

コンサートのお知らせです。
私も楽しみにしています。

*****

≪第14回アルカンシエルピアノコンサート≫
―スペインとフランスのピアノ作品―
日時 2008年7月28日(月) 午後6時30分開演(午後6時開場)
会場 アステールプラザ中ホール
鑑賞券 一般2,000円 学生1,500円 全席自由

《プログラム》
スペイン組曲より    I.アルベニス     岡本佳子
アンダルシア舞曲    M.インファンテ    山田万葉・曽根川文子
ソナチネ        M.ラヴェル      亀川葵
水の戯れ             
2台ピアノの為のソナタ F.プーランク     寺西弘子・桂杏子

チケットお問い合わせ 082(243)9291(カワイショップ広島)

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ジギタリス(digitalis)

ふとしたきっかけで知ったこのジギタリス(digitalis)というバンドですが、これはかなりいい。私は最近衝動買いは極力避けるようにしているのですが、このバンドに関しては、MySpaceで試聴してSYZYGIA というアルバムを今ネット注文しました。

ボーカルの山本美禰子(みねこ)さんという方のお好きなアーチストにはKate Bushや書上奈朋子の名前がありますが、よくわかりますし、ある意味、このバンドは彼女たちよりも複雑で、それだけ微妙な世界を表現しようとしているのかとも思えます。

私は歌曲を聞いても、なかなか歌詞が頭に入ってこないという悪癖を持つ人間ですが、これから少しずつこのアルバムを聞いて歌詞の日本語が私の中に入ってくるのが楽しみです。このような音楽が私の母語である日本語で表現されていて端的に嬉しいです。

MySpace
http://www.myspace.com/digitalisjp

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http://blog.livedoor.jp/mnkdts/

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http://www.dtsweb.org/index2.html

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Medal

鬱系の音楽ファンの皆様、ようこそ(笑)。

ピンク・フロイドやレイディオ・ヘッドを崇め、ポーティス・ヘッドやマッシブ・アタックに共感する方、ついでもってシガー・ロスまで好きと言ってしまうような皆さん(爆)、このMedalはいかが?

http://profile.myspace.com/index.cfm?fuseaction=user.viewprofile&friendid=121936766

なんだかこれまでの疲れがたまり、低気圧で体調が狂ってしまった私にはこのような音楽は救いなのよね。
去年の今頃は頑張りすぎて、その疲れが8月後半にまとめて出ててしまったから、今年はできるだけスローダウンしよう(世間の皆様、義理を多く欠きますがお許しを)。

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メンデルスゾーン交響曲第五番

折り目正しく上質な音楽ってあるのね。

品の悪い私はこんな音楽を聞いてちょっと反省。


「交響曲 第5番 ニ長調 作品107“宗教改革”」
メンデルスゾーン作曲
(32分00秒)

(管弦楽)シュツットガルト放送交響楽団
(指揮)ロジャー・ノリントン

でも生来の柄の悪さは直らないのよね、きっと(笑)。

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Bruce Hornsby

ふとしたきっかけでNapsterで、Bruce Hornsby & The RangeのThe Way It Isを久しぶりに聞きました。

やっぱりいい曲だなぁ。80年代で一番思い出深く、好きな曲かもしれない。

で、ちょっとググったら、これは彼のデビュー作で、しかもテーマは貧困なのよね。

http://econo.twinkle.cc/music/bruce_hornsby_the_way_it_is.php

知らなかった。でも歌詞を見ながら曲を聴くとよく理解できる。


格差が広がる日本で、かつてどんどん切り捨てられていったアメリカの人々の歌は格別に大切なものとなるかもしれない。
(さらにいうなら絶望的な差別に闘いを挑んだ黒人文化の歌は本当に日本人の宝になるかもしれない)


Bruce HornsbyのMySpaceでは結構音楽が聴けます。彼の和音感覚、私は好きです。
http://www.myspace.com/brucehornsby

Wikipediaの記事もなかなかの充実ぶりです。
http://en.wikipedia.org/wiki/Bruce_Hornsby

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