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2007年11月

ミュージックスクエア 2007/11/27

今日は心が尖がっているのかなぁ。
やたらと音楽が心に響いてきた。

ZAZEN BOYS / I don’ wanna be with you.
http://www.mukaishutoku.com/main.html


strawberry record /  君が最強
http://www.strawberryrecord.com/top.html

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ヘレヴェッヘ指揮・シャンゼリゼ管弦楽団のベートーベン

私はだいたいにおいて古楽器のざらついた音が好きですが、このオケからは、弦にしても管にしても、そのざらつきが生み出す独特の高音の美しさが聞けました。

それに表現としても、これらがベートーベン中期の作品であることがよくわかるものでした。交響曲第六番なんて、少なくとも私には、何か浮いた作品のようにも聞こえてしまうことが多いのですが、この演奏からはこの曲がベートーベンの作品群の連綿とした流れの中にあることが自然に納得できました。「甘い表現」ではまったくなかった。私はこんな演奏は好きです。

 
▽ヘレヴェッヘ指揮・シャンゼリゼ管弦楽団

「バイオリン協奏曲 ニ長調 作品61」   ベートーベン作曲
                      (40分03秒)
         (バイオリン)パトリツィア・コパチンスカヤ

「交響曲 第6番 ヘ長調 作品68“田園”」ベートーベン作曲
                      (41分33秒)

               (管弦楽)シャンゼリゼ管弦楽団
              (指揮)フィリップ・ヘレヴェッヘ

  ~フランス・サント 女子修道院で収録~
  (ラジオ・フランス提供)
                   <2007/7/15>

「レクイエム 作品48から“リベラ・メ”」   フォーレ作曲
                       (4分32秒)
                (バリトン)ペーター・コーイ
                (合唱)シャペル・ロワイヤル
                 〃  サン・ルイ少年合唱団
       (管弦楽)アンサンブル・ミュジーク・オブリーク
              (指揮)フィリップ・ヘレヴェッヘ
                  <KHM-100017>

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The Pillows / LOSTMAN GO TO YESTERDAY

大きな仕事が終わると、強引にタワーレコードに駆け込み、CDを衝動買いするというのが私のパターンです。そういう時には、普段なら買わないようなCDも買ってしまいます。

このThe Pillows / LOSTMAN GO TO YESTERDAYにしても高価なセット物で、このアーチストについてはほとんど知らなかったものの、(CD3を)試聴すると最初の音から自分の感性に妙にマッチしましたし、6曲ぐらい連続して聞いても、その感覚は持続したので、思い切って買いました。(まあ、このジャケットのデザインにやられたといえるかもしれません)。

071127thepillows


スピッツやミスチルと似た肩の力の抜き具合がありますが、結構深いところで、痛切なものを感じている人たちだということは直感的にわかるような気がします。音楽的にはpopだけれど本性はpunkであるようにすら思えます。

繊細な感性をむき出しにしないで穏やかに日常生活を送りながらも、どこかで先鋭さを隠しきれない人が私は好きです。心に深い傷あるいは痛みを持ちながらも、それを顕わにしようとしない市井の作法をわきまえた人が私を捉えます。

個人ブログのわがままで、好き放題を言いますと、私は心に傷や痛みを持たない人、あるいは傷や痛みを感じない人と付き合うのが苦手です。彼/彼女らからすれば、私は感じやすすぎ、傷つきやすすぎる人間なのでしょうが、私からすれば彼/彼女らの鈍感さが信じられません。人はこうして自分を物差しにして勝手な判断ばかりしているのでしょう。

脳天気に世間に媚びるJ-popは嫌いです。 

でもこのThe Pillowsなんかの日本のバンドは大好きです。


私は秘かにどこかで尖っていたい。


公式ホームページはこちら。
http://www.pillows.jp/p/

ウィキペディア解説はこちら。
http://ja.wikipedia.org/wiki/The_pillows

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井上道義指揮 広島交響楽団 ショスタコーヴィチ 交響曲9番 交響曲14番

久しぶりに広響でいい演奏を聞きました。

ショスタコーヴィチが、リズムにおいてもハーモニーにおいても、いかに精妙な音楽を書いたか、感情においてどれだけ深い音楽を書いたか、指揮者の井上道義さんは、見事にそれらを広響に表現させました。またバスのセルゲイ・アレクサーシキンさん、ソプラノのアンナ・シャファジンスカヤさんもよかった。

ショスタコーヴィチはおそろしく頭がよく、感覚が鋭敏な人だったのでしょう。よくあの時代を生き延びたと思います。皮肉と諧謔を内に秘め二面性を保つことでなんとかあの体制の中で生き残ったのでしょう。(私の好きな)ブルックナーなら鬱になって自殺するか、逆にべったりと体制礼賛の音楽を書いたかもしれません。

井上道義さんも鋭敏な知性と感性をもった人のように思います。曲を聴いていて、彼がどちらの曲も相当に理解していることがこちらでもわかりました。音楽の見通しが常にあります。フォルテシモに抑制があり、ピアニシモに芯があり、その逆説的な表現—いや、音楽に対する深い理解からくる余裕というべきでしょうか—が、かえってフォルテシモをフォルテシモに、ピアニシモをピアニシモにしていました。オケをコントロールしながらもドライブさせていました。自己観察によって自己の表現を、恣意や奔放から遠ざけることができる指揮者だと思います。自意識が過剰でもなく過小でもなく、「自然に演技する」といった矛盾を無理なくできる人だと思います。

とにかく広響の音がいつもとまったく違いました。透明感と立体感があり、最近しばしば聞かれる、悪い癖の「ブカブカドンドン」の汚く雑な音(失礼!)が今日はまったく聞かれませんでした(先々月のブルックナーなんて本当にひどかった)。

「これっていつもの広響?それならこれまでの演奏って何だったの?」と思えるぐらいよかったです。指揮者が違うと、これほどに違うものか。

私は音楽についてまったく素人ですし、素人がブログに書く戯言が時にどれだけ人を傷つけるかも知っています。しかしそれを承知で敢えて言うなら、今日のような演奏で、初めてお金を払って聞く気になれます。

私はもう数年来広響の定期会員なので、毎年三月に一年分の会費を払ったら、後はお金のことはあまり考えず定期演奏会に行きます。正直、最近の広響には、感動できる演奏が少なく、私は惰性で演奏会に行っていました(ですから先月は仕事をするために平気で休みました)。そうなると演奏会に行くことが、芸術的な感動を味わうためでなく、音楽の友人に会うための社交の場になってしまいます。

でも今日のような演奏こそが演奏会にふさわしいのでしょう。音楽に関する考え方や感性が新たになります。生きることについて新鮮な気持ちを得ることができます。

広響に今日のような演奏ができるのなら、広響は指揮者選びにもっと大胆な方針を取るべきではないでしょうか。


井上道義さんと広響は明後日、11月18日に日比谷公会堂で同じプログラムをやるそうです。東京近辺の皆さん、ぜひ行ってください。

私は2002年にも井上道義さんと広響のショスタコーヴィチを楽しみましたが、今回は、それ以上によかったです。

井上道義さんは、ショスタコーヴィチの演奏にかなり力を入れられているようです。彼の試みが、ショスタコーヴィチの魅力を伝えることだとしたら、私および私の音楽の友人たちにはそれは完全に成功しました。

井上道義さんのショスタコーヴィチにご注目を!

http://www.michiyoshi-inoue.com/

http://kajimotoeplus.eplus2.jp/article/60452877.html

http://kajimotoeplus.eplus2.jp/article/62073623.html

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電気グルーブのサウンドストリート21

電気グルーヴによる「ミソもクソも一緒」のサウンドストリート21、よかったです。

笑えたし、面白かったし。正則リズムと変則リズムの交錯は私は好きです。

こんな番組やってくれるからNHK-FMは好きよ。

*****

「ホェン・ベイヴン・アイン・シュタット」
                  (パレス・シャンブルグ)
                       <HERE1>

「少年ヤング」               (電気グルーヴ)
                   <KSCL-1186>

「NHK“ニュースワイド”1980」     (坂本 龍一)

「力石徹のテーマ」               (ヒデ夕木)

「陽気なサイパネ人」             (ほぶらきん)
                    <ARCD-175>

「天守閣(至福城)」             (町田 町蔵)
                   <QTCA-1001>

「チャイナ・ステップ」            (一 風 堂)
                   <MHCL-1021>

「ビノ・パイク」               (ヒカシュー)
                <TOCT-24081~2>

「アイ・サムタイムス・ウィッシュ・アイ・ワズ・デッド」
                   (デペッシュ・モード)
                  <B0000242AD>

「ゴールド・フィンガー」       (ディー・クラップス)
                  <B00000ARD0>

「リーベ・アウフ・デン・エアステン・ブリック’88・
                 リミックス」(ダ   フ)

「イーヴン・ホーム・イズ・ノット・ナイス・エニーモア」
         (ディー・ドーラウス&ディー・マリーナス)

「トゥ・ハヴ・ザ・バイソン」
             (マーク・スチュワート+マフィア)

「ダーティ・トーク(ア・タッチ・オブ・クラス・
           リ・エディット)」(クライン&MBO)

「スナップショット」      (ジ・アート・オブ・ノイズ)
                  <B000AMUOU8>

「レッド・リヴ・ロック」      (シリコン・ティーンズ)

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オウガ・ユー・アスホール

私はこのような「オルタ系」大好きです。Beckを聞いて育ったそうです。てゆーか、今どき、自己省察を欠いたような単純なロックなんて、私は聞いても笑ってしまうか、鼻白んでしまう。

オウガ・ユー・アスホールの解説はここ


公式ホームページはここ


NHK-FMのミュージックスクエアは、こんな音楽もきちんとかけてくれるから好きです。

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