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TRIO BEYOND(JACK DEJOHNETTE, LARRY GOLDINGS, JOHN SCOFIELD)/SAUDADES

061004saudadesゴキゲンさと芸術性が両立したジャズだと思います。
というより私のカテゴリーとしては「同時代的音楽」。ディジョネットがリーダーだからアコースティック系ね。
(最後のEmergencyなんてホントに凄い!)

ジャック・ディジョネット(ドラム)、ラリーゴールディングス(ハモンド・オルガン、エレクトリック・ピアノ)、ジョン・スコフィールド(ギター)のトリオ作品です。
TRIO BEYOND(JACK DEJOHNETTE, LARRY GOLDINGS, JOHN SCOFIELD)/SAUDADES
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1346626

とにかく演奏が多彩でノリがあります。オルガンやギターで主に表現される推進力に、ドラムが実に創造的なサポートを加えます。
それが相互作用し、演奏がどんどん展開します。
さらに曲も、実験的なものや、メロウなものもあり、展開に飽きることがありません。

ディジョネットは、キースジャレット・トリオみたいに、ピアノとベースと組んで理知的で繊細な演奏でドラミングをしても超一流だし、今回のようにギターとオルガンと組んで、情動的でアナログ的変化にあふれる演奏でドラミングをしても超一流です。

実験系でのまさに創造的なドラミング。なんでそんなドラミング思いつけるの。いったい何本の手を持っているのよ。
(ビデオで見たらそんなに手は動いていないけど、音から判断するとディジョネットにはまさに何本も手があるように思えます)。

サポートに徹したときの、入りのタイミングのよさ。最小限の繊細な音で、最大限の効果を出すドラミング。

一転して思い切って叩くシンバル!ワイルドなディジョネットには私はノックダウンされてしまいます。

私にとって、ディジョネットはやっぱり最高のドラマーです。

これはライブ録音で、一枚目の終わり(休憩前)にMC(?)が、ディジョネットのことを"The incredible Jack DeJohnette!"と呼んでいました。二枚目の終わり(コンサート終了)では、メンバーの中で、ディジョネットだけに「ミスター」をつけて"Mr. Jack DeJohnette"と呼んでいました。私もこの敬意に賛同します。

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