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モーツァルト・ピアノ協奏曲全集 インマゼール&アニマ・エテルナ

新しい表現ばかり求めていたら、反動で、基本の音楽を聞きたくなりました。
(何にしてもオイラは極端(笑))

とゆーわけで、

モーツァルト ( Wolfgang Amadeus Mozart )

060816mozart

ピアノ協奏曲全集 インマゼール&アニマ・エテルナ(10CD)
• 演奏者 : Immerseel, Jos van (Fortepiano)
• 楽団 : Anima Eterna Orchestra
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=426623

数年前、私淑する音楽のお師匠さまが、「いい演奏だから、買っておくよーに。安いし」(笑)と言ってくださったCDを取り出しました。
お師匠さまが日頃使わない「安いし」というフレーズを使ってくださったところに、お師匠さまの私への深~い愛情を感じたのでした(笑)。

以下、ディスクの中で、盆休み仕事中の私の耳を捉えた箇所にのみ感想を書き連ねます。


Disc 1の
Clavier-Concer 5 KV 175 in D
のストレートでのびやかさ。もう現代人にはこんな曲は書けないのかもしれないと思うぐらいです。


Disc 2の
Clavier-Concert 28 KV 382 in D Rondo
これは確か、何かのクラシック音楽番組のテーマ曲に使われていたはずだけど、ほんとに優雅で陽気で快活。そして品がある。思わず笑顔になってしまいます。子どもにはこんな曲を、自然に、意識させずに聞かせてあげておきたいなあ。変態ドラムは大人になってからね(笑)。

と、顔がほころんでしまったら、次の
Clavier-Concert 12 KV 414 in A
も、いいわ。バランス感覚と生気が素晴らしい。こんなに生き生きとした音楽をどうしてかけるのだろう。
演奏するにしても、過剰とか作為があっては駄目なのだと思う。
こんな音楽を楽しめる心身を保っていたい。


Disc 3では
Clavier-Concert 13 KV415 in C
「あらあら、ウルフィーも、ずいぶん立派になっちゃったのね」とおじさんは目を細めるのであった。
(「ウルフィー」とは、映画『アマデウス』で聞いたはずの呼称です)。
オケの表現が、現在、私たちが親しんでいるような表現に近づいてきました。


Disc 4では
Clavier-Concert 15 KV450 in B flat
第一楽章の木管の音がいいなあ。モーツァルトの木管表現っていいですよね!
ユーモアというか、心の余裕感を表しやすいし。
日頃「炸裂するサックス」なんてものばっかり聞いていると、こーゆーのに癒されてしまうのよ、あーた。
第三楽章のメロディーが私は好き。この演奏のテンポもいいのかもしれない。速すぎないし。

Clavier-Concert 16 KV451 in D
立派だけど、優雅でもある音楽。
うーん、こんな人間になりたいなあ。いや、せめて、見てみたいなあ。
「あの人の立ち居振る舞いはKV451みたいだ」なんて台詞がしばしば聞かれる世の中なんていつか来るのかなあ。
オイラ、単純だから、この演奏が終わった時、一人で「ブラボー!」って言っちゃった(←バカ)。


Disc 5は
Clavier-Concert 17 KV 453 in G
これ有名曲ね。でもさ、どうしてこんなにいい曲が書けるの!?
第一楽章ではしばらく音楽に釘付けになっちゃった。
第三楽章は、子どものためのメロディーにも聞こえるかもしれないけど、オイラは大好き。オイラ、子どもだったら踊り出してるかもしんない(てゆーか、バレエはこれで踊らないの?)。

ああ、幸せ。


Disc 6は
Clavier-Concer 18 KV 456 in B flat
「おっ、ウルフィーどうしたの。ちょっと物憂げじゃない。まあ、ウルフィーも大人になったってことかな」みたいです。
(すみません、これを作曲した時にモーツァルトが何歳だったかといったことわからないので、勝手に書いています)。
でも第三楽章はしみじみといいなあ。どうも、私は彼のピアノ協奏曲では第三楽章を好きになる可能性が高いみたい。

Clavier-Concer 19 KV 459 in F
第二楽章で孤独なウルフィーを、今日初めて聞いちゃった。もうウルフィーって呼んじゃ駄目なのね。
第三楽章では音楽の構成がよい意味で複雑になっちゃったし(これを対位法って呼んでいいの?)。

もう、ウルフィーからモーツァルトになっちゃったのね。

とゆーわけで、6枚を聞いたところで、モーツァルトは今日はおしまい。

これで仕事がはかどってたら言うことなかったんだけど(爆)。


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