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チャーリー・パーカーCDボックスセット10枚組

060823charlieparker

チャーリー・パーカーのCDボックスセット10枚組が、タワーレコード福岡店で1400円ぐらいで売っていた。
速攻で購入(←音楽中毒)。

http://www.hommage-multimedia.de/
が出しているのだそーだが、このURLをクリックしても、抜群にセンスのいい表紙が出てくるだけで、連絡先以外の情報は得られない。
ほんとはジャケット写真を取ってきたかったのだが、それもできない。
どんな会社なんだろう。

てゆーか、グローバリゼーションってすげー。
この10時間程度の文化遺産が、あーた、1400円ですよ。んで録音もOK。
CD1枚なら140円なのですよ(←貧乏性。不治)

グローバリゼーションってなんなのさ。


ともあれ、その廉価で入手できた10枚組を順繰りに7枚目まで聞く。

飽きないし、疲れない。

なぜだろう。

マイルス・デイヴィスのボックスセット6枚組は、私が10年越しに欲しかったセットで、バンドもトニー、ウェイン、ハービー、ロンという私が一番好きなマイルス・バンドなのだけど、続けて聞く気にはなれない。疲れてしまうだろうというのもあるだろうし、ひょっとしたら飽きてしまうかもしれない。

でもチャーリー・パーカーはどんどん聞ける。

なぜだろう。

運動性があるからかなあ。無理なくやってるスポーツ見るみたいに聞けるからかなあ。こっちの心身まで心地よくなるからなのかなあ。

それとも彼の音楽は、とにかく純粋で天真爛漫からなのかなあ。ひょっとしたらモーツァルトみたいに。

チャーリー・パーカーの私が持っていた貧困なイメージは「麻薬とアルコールと戦った壮絶なジャズマン」みたいなものだったけど、そうは聞こえない。

極めて良質のエンターテイメント音楽。

しかもとても創造的で聞いていてわくわくする。

特にCDの五枚目ぐらいからのアドリブはやっぱすごい。
ぜんぜん無理なくメロディーが発展するんだもん!

自然に体が動いてくる。

そしてその体の動きも、ハイドンやモーツァルトの音楽につられて出てくる体の動きよりも、ずっと私たちが親しんでいるテンポや様式に近いし。

またバックも、チャーリー・パーカーにあおられて(?)、いいノリと高いセンスで演奏している。

それに当たり前のことだろうけどやっぱりKo-Ko(CD6)なんてすごい。これは思いっきり現代的表現。


これはやっぱり現代の古典ね。

チャーリー・パーカーは昔、1枚1000円の廉価版でベスト版を買っていたから、10枚組なんて買わなくても、と思ったけれども、この買い物は正解だったと思う。

大切に聞き続けてゆこう。

オイラが年老いて、知らない介護士に紙おむつをあてられて介護されるようになった時も、イヤフォーンでチャーリー・パーカーを聞いていたい。

そんなファンキーなジジイもありだと思う。

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